EQトレーニングで感情をコントロールし、ポジティブな状態に保つ

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当ページではビジネスマンをはじめ多くの方が実践できる「EQトレーニング」について紹介しています。

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EQトレーニングについて

EQトレーニングとは?

EQトレーニングとは、自分や他人の気持ちを理解しコントロールする能力を鍛えるトレーニングのことです。EQトレーニングの「EQ」とは自分の気持ちはもちろん人の気持ちも理解でき、その場にふさわしい感情を作る能力のことです。

EQトレーニングを行うことで、
・明るい
・喜び
・楽しい
・意欲的
などのポジティブな感情を生み出すことが可能になります。さらに相手を理解したり、共感することができるようになるため、周りを明るくしたり、協力を得られたりと信頼関係を生むこともつながります。そして、それが成功として成果につながるといういわけです。

ビジネスで成功するには、「20パーセントのIQ」と「80パーセントのEQ」が必要であるといわれています。IQは遺伝的な要素が強いのに対し、EQは誰もが持っている能力のため意識することで変化することが少なくありません。

つまり、人間は行動を起こすことで気持ちを切り替えることができます。

例えば、ネガティブな感情を変えたいときは「ポジティブな行動をとる」といったことがEQトレーニングになります。

EQトレーニングのメカニズム

EQトレーニングのメカニズムについて簡単に説明します。

人間が持つ多くの感情はネガティブなことが多いです。「幸せ」という感情のほかは、「怒り」であったり「悲しみ」、「恐れ」といったように。これらの感情をEQトレーニングでコントロールすることで「明るい」、「楽しい」、「喜び」、「やる気」といった前向な、すなわちポジティブな感情に変化させることができます。

例えば、仕事でミスを犯してしまったときにEQトレーニング前は、
「もうだめだ」
「私には関係ない」
「これは○○の責任だ」
とマイナスな感情、すなわちネガティブな感情を抱きがちになりますが、EQトレーニングを終えた後は「次へのステップだ」と捕らえ改善策を見出したり、周囲へ協力を求めたりするようになります。

実践 EQトレーニング

EQの4つの能力

EQトレーニングを始める前に「EQの4つの能力」について紹介します。

1.感情の識別

「感情の識別」とは、自分が今どのような感情を抱き、どうしたいのかを認識したり、相手の気持ちを正確にとらえたりする能力のことです。他の人の感情や自分の感情、いずれも普段から意識すると意外な一面に気づくことがあります。

2.感情の利用

「感情の利用」とは、例えば自分で目標を定めそれに向かって自分に何かを課したり、ある状況下において自身が感情を作り出す方法を知ることです。スポーツにたとえるイメージしやすいですね。

3.感情の理解

「感情の理解」とは相手や自身が抱いている感情が起こる原因を理解できる能力のことです。「感情の識別」と似ていますが、感情そのものが生まれる原因という点がポイントです。

4.感情の整理

「感情の整理」とは、感情的になったり、とっさの場面で冷静に行動でき、最適な行動がとれる能力のことです。整理はもちろんですが、まずは冷静になるとうことですね。

EQトレーニングだけでなくトレーニング全般に言えることですが、やはり大事なのは継続することです。少なくとも2ヶ月程度は継続、自身の感情や今まで気づかなかった癖などを理解し、行動を変えていけばEQの能力は上がります。

日常的に行いたいEQトレーニング

日常的に行いたいEQトレーニングについて紹介しています。

10人に挨拶をする

「挨拶」が重要なことは皆さんもご存知のとおりだと思います。といいつつも、ついつい忘れてしまったり、タイミングを逃してしまったり、職業によっては1日に10人も会わないという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、自身から率先して挨拶を行ったり自身の心がけでお互い挨拶するようになるかもしれません。また、探してみると普段なにげなくすれ違っている人や顔は見たことがるという人がいると思います。明るい挨拶が自分はもちろん、相手も明るくしていることを常に意識するとよでしょう。

ポジティブな言葉を使う

「ポジティブな言葉」とは、
「楽しいですね」
「素敵ですね」
「かわいいですね」
といった前向きで明るい言葉のことです。そんなポジティブな言葉をあらかじめ自分で用意しておき、いつでも引き出せるようにしておくとよいでしょう。挨拶と同様に相手も明るくし、自身の気持ちも高揚させたり、前向きにする効果があります。

決断 (けつだん)は3秒で

「どうしようかな…」と、迷うことがよくあるという方は、3秒で決断することを心がけるとよいでしょう。決断をすばやくすることで感情の迷いなくすトレーニングになります。

苦手な人にこそ話しかける

誰にでも苦手な人はいますし、だんだんと距離を置いてしまうものですよね。しかし、そんな人にこそ積極的に挨拶をしたり、話しかけることで自分の感情を前向きにすることができます。

また、そうすることで相手ともコミュニケーションがとれ、今までは気づかなかった部分が見えてくるかもしれませんし、逆に相手から心を開いてくれるかもしれません。戦略的な意味では、相手の心理の先手を打つことができ会話の主導権を握れるといったメリットもあります。

いずれにしても苦手な人に話しかけることを続けることで相手との距離は縮まることになります。最終的にはそれほど意識しなくても誰とでもコミュニケーションが取れるようになることが目標です。ビジネスの上では、「あの人とは気が合うな」、「あの人は苦手だ」などといっているとチャンスを逃しかねませんから。

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