通信制大学へ編入する条件は?
通信制大学へ編入するためには、一定の条件を満たす必要があります。
条件を満たせば、通信制大学の2年次・3年次・4年次のいずれかに編入可能です。
詳細な条件は大学により異なりますが、大学や高等専門学校、短大などの卒業者や中退者なら、編入できる可能性があります。
何年次に編入を希望しているかで、必要な在籍年数や取得単位数なども異なるため注意が必要です。
基本的に年次があがるほど条件は厳しくなります。
例えば2年次への編入なら、大学や専門職大学に1年以上在籍、約30単位以上を取得していれば条件を満たすケースが多くなっています。
しかし、3年次は一般的に大学に2年以上在籍、約60単位以上の取得が必要です。
また、4年次になるとそもそも編入を認めている通信制大学が少なくなっています。
大学および専門職大学に3年以上在籍、単位であれば約90単位程度が必要となってくるでしょう。
通信制大学への編入方法は?
在籍年数や単位などの条件を満たしているなら、適切な方法をとれば通信制大学への編入が叶います。
実は通信制大学への編入難易度は、あまり高くありません。
大学というと難しい試験に合格しなければいけないイメージがあるでしょう。
ですが、通信制大学は面接もなく、書類選考で合格を決めるケースがほとんどです。
ですから条件を満たしているなら、希望する大学の指定する方法で出願、入学検定料を支払いましょう。
最近では郵送だけでなく、Web出願を導入している大学が多くなっています。
一般の国内大学は春が入学の季節です。
しかし、通信制大学では、数は限られますが9月10月の秋入学がもうけられている大学もあります。
どちらの時期に入学するかによって、願書の提出時期が異なるので、締め切り期限には注意しましょう。
書類選考に通過すれば、通信制大学へ編入できます。
通信制大学編入するメリットは?
通信制大学への編入は、大学を中退してしまった人やもう一度勉強をしたい人、資格を取得したい人におすすめです。
条件を満たしていれば編入しやすく、学費も比較的リーズナブルというのは通信制の大きなメリットと言えます。
通信制は、通学制よりも学費がおよそ1/10程度で済みます。
1年間の相場は、10~15万程度と金銭的な心配がありません。
また、通信制大学も奨学金の利用が可能ですから、より学費を抑えて学べるでしょう。
中退者でも通信制大学へ編入し、卒業すれば大卒の資格を取れるのもメリットです。
その他、仕事に役立つ資格を改めて取得できるため、キャリアアップや転職にも役立ちます。
3年次の編入なら最短2年、4年時の編入なら最短1年で卒業可能。
改めて大学へ再入学するよりも、時間をかけずに卒業できるのが社会人にとっては嬉しいメリットです。
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